目白 古民家 ゆうど

ゆうどブログ

 

http://blog.yu-do.noor.jp/

 

以下、ブログの内容より

 

目白の古民家「ゆうど」。
ゆうどには、別な時間が流れています。
ゆうどとは、北陸や奄美などの古い方言で、湧水、井戸水の意。
昭和初期の建築。庭、三和土、井戸水、庇下空間、広縁、畳、古材、土壁…、
ホトトギス、紫式部、お茶、いちご、水引草、茗荷、枇杷、露草、蕗、
猫、めだか、めじろ、烏、蛙…

音楽や踊りの劇場、舞台として、
あなたのおともだちを集めてお茶やごはんの時間を。
2日間だけのCafe、お菓子の販売…、結婚式のパーティ、
ワークショップ、教室、レクチャー…、面白い発想の展覧会etc.
ゆうどの環境と時間を使ってみませんか? 

担当 今井芽(めぐむ)

 

 

 

 

 

「ゆうど」は、北陸や奄美、沖縄地方などの古い方言で
「湧き水」や「井戸水」の意。
ゆうどには、今も水道が無く、井戸が湧く。

目白は、水が良いという。
おとめ山公園や椿山荘に湧き水、あちこちに井戸が今も残る。
水神社もある。
目白の「白」は「水」を意味するとも言うが・・・。

水は生命の根源。

日本海と太平洋、そこに流れ落ちる水の流れを分ける分水嶺は、
目白台の尾根(台地上、海抜35m)から辿ると標高2475m、
はるか奥秩父の甲武信ヶ岳に至る。
この分水嶺へと続く尾根道は、
春が往くミチであり、
山の秋や冬将軍が武蔵野の里へと奥山から下りてくるミチである。

元来の東京湾岸であった現在の皇居や不忍池、
上野の山から神田川左岸の台地のヘリに向かい、
目白からさらに千川通りを通って,
左手に井の頭池の神田川水源(標高約55m)を越え、
玉川上水に沿って、今は家並みに埋め尽くされた往時の武蔵野を行く。
そして武蔵野を、残された緑の島、多摩湖、狭山湖を経て、
米軍の基地を抜けるとやがてトトロの話にも出てくる七国峠、
青梅へと至る。青梅あたりの標高がおよそ180m程である。
ここからは多摩川左岸の尾根を辿ると東京都最高点雲取山山頂2017m、
そしてそこからさらに山深く原生林を行くと、
分水嶺の甲武信ヶ岳という訳だ。